はじめまして
セカンドセレクションの井村です。
簡単に自己紹介をしますと、ソフトウェア開発でLinuxを中心に40年活動し、今後の事業活動として「IoT・データ活用」を進めていこうと考えてる経営者です。
私が、NodeRedに出会ったのは、3年前にIoTを始めた頃でした。
これならできるかもと思ったのが最初でした。
今回は、進化したNode-Redを皆さんに知って頂き活用できれば良いなと思って紹介します。
Node-Redとは何か
Node-REDはフローベースドプログラミング(flow-based programming)ツールであり、元はIBM Emerging Technology Servicesチームによって開発され、JS Foundation配下のプロジェクトを経て、2019年3月よりNode.js FoundationとJS Foundationが合併して設立されたOpenJS Foundationにホストされています。
どこで使うと便利なの
では、フローベースプログラミングってなんなの?という事になります。
プログラムを作った事のない人でも、IoTのお試しができるのです。
そう、IoTでお試ししたい時に、プログラムを作れない人でも、センサーからデータを取り込んで蓄積してグラフでデータを分析できたりするのです。
ほんとに便利です。
どうやって使うのか
使い方は、めちゃくちゃ簡単で、ブラウザの中からフローエディタを操作することでできちゃいます。ノードという箱を使って、それらをつないで設定を変更することで自分のアプリケーションができるので簡単で楽しくできちゃいます。
また、新しいノードも作る事が出来て、コミュニティで登録して他の人に使ってもらう事もできるのです。2013年よりオープン化されており、基本はNode.jsとJsonで表現されています。
それでは、ここからはNodeRedのインストール方法について簡単に説明をします。
全体の流れ
Node-RedをWindows10上にインストールする方法
- Node,jsをインストール
- npmをインストール
- ブラウザを使って起動
- フローエディアの使い方
Node.jsのインストール
Node,jsは、ローカル環境にWebサーバ機能を提供してくれるjavascriptです。
下記のサイトから、Getting Startedを選択して、ローカル環境で実行からNode-Redをダウンロードしてインストールする
npmのインストール
Windowsのコマンドプロンプトを起動し、下記のコマンドを入力してください。
npm install -g --unsafe-perm node-red
起動方法
コマンドプロンプトにて、Node-Redを起動し、Chromeブラウザにて、localhost:1880をアクセスしてください。
フローエディアの使い方
Node-Redへようこそ!
ようやくフローを作成するためのエディタが起動できましたので、準備万端です。
まとめ
これでいつも使っているWindows10にて、Node-Redを操作する環境ができました。
あとは、この環境で何をしたいのかを考えて、実行する事です。
エディタガイドは、こちらを参照してください。https://nodered.jp/docs/user-guide/editor/
こんな事できるの
私が興味深いのは、新たにできた「ble beacon scanner 」でオムロン2jcie-bl01のセンサー
データが読めるらしいという記事を見たのです。
これは、すごい!
Bluetoothのデータを汎用的に取り込むことができ、データを取り出し、MQTTでクラウドにデータを通知して蓄積、データの参照までがノンプログラミングできるのです。これは、えらい時代になりました。ネットワーク好きな私には、「Node」という言葉の響きがたまりません。というのもネットワークはノードの繋がりでできているからです。
仲間としても
があります。
Facebookユーザ会には是非参加して情報交換をしましょう。
https://www.facebook.com/groups/noderedjp/
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