IT重要トレンド用語5選を紹介!初心者目線でわかりやすく解説します!

  • 2021年1月12日

こんにちは。

セカンドセレクションのUmeharaです。

今回はIT関連のキーワード5選を紹介していきたいと思います。

突然ですが「IT・ICT・IoT・AI・DX」の意味は全部言えるでしょうか?

いきなりDXIoTと言われても何のこと?となってしまいますよね。

それでは早速内容を見ていきましょう。

IT(インフォメーションテクノロジー)とは

ITInformationTechnology(インフォメーションテクノロジーの略)

まさに近年のキーワードになっている言葉ですが、日本語に訳すと「情報の科学技術」です。

ここに出ている「情報」を言い換えると「コンピュータ、ネットワーク、データ、通信」といったところでしょうか。ネットワークを活用し、会社の業務や生活に役立てるための技術を指すことが多いです。

「情報の技術」なので、ITの意味合いは広く漠然としています。正直ピンときませんよね? 少し僕の解釈をお伝えします。

人間の脳みそには限界があります。これを「思考」と「情報」に分けて、情報は思考とは別の場所に貯めていこうという時代になってきています。「情報」を使うためには「ネットワークの知識」と「データ」が不可欠でその必要な技術が、「情報のTechnology」だと思います。

そういえば、最近では大学でも「情報科学(部)」という学問が誕生してきましたね。

ICT(インフォメーション&コミュニケーションテクノロジー)とは

ICTInformation and Communication Technology

(インフォメーションandコミュニケーションテクノロジーの略)

日本語に訳すと「情報と通信(意思疎通)の技術」です。

単にCommunicationが入っているだけで意味はITとさほど変わりませんが、先ほどの図のようにコンピュータ同士がネットワーク上で意思疎通する仕組みだと思いますので、個人的にはこちらのほうが的確に表しているかと思います。

日本の官公庁でも省庁によって経済産業省は「IT」と総務省は「ICT」と好みが分かれているようです。なんか変な話ですよね。

IoT(インターネット of シングス)とは

IoTはInternet of Things 日本語に訳すと「モノのインターネット」です。

IoTの「I」はInformationではなくInternetです。ITICTとは異なる「I」なので気を付けてください!

これもまたよくわかりませんよね?
昔は、コンピュータ同士のネットワーク通信網=Internetでした。

しかし現代では「技術革新」によって、コンピュータが小型化し携帯電話をはじめ、冷蔵庫、エアコン、インターホンなどあらゆるモノに組み込まれています。

この小さいコンピュータ(マイクロコンピュータやICチップ)を家具の中に組み込むことでネットワーク通信が可能になります。

〇電話+小さいコンピュータ=通信できるスマートフォン

〇冷蔵庫+小さいコンピュータ=通信できるスマート冷蔵庫

〇電子レンジ+小さいコンピュータ=通信できるスマート電子レンジ

以上のものをまとめて我々は、IoTデバイス、実生活で言うところの「スマート家電」というように呼んでおります。「スマートというのはコンピュータ同士の通信ができるほど賢い」という意味ですかね。

あらゆる「モノ」が小型のパソコンを介して、世界中に張り巡らされたインターネット通信網を用いてコミュニケーションをしています。

IoTのイメージがわいたでしょうか?なんだかワクワクしませんか?

AI(アーティフィシャルインテリジェンス)とは

AIとは「Artificial Intelligence(アーティフィシャルインテリジェンス)」の略で、

辞書的な定義では「学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューターシステム」と記されています。

大辞林 第三版より抜粋 

今回の「I」はIntelligence(インテリジェンス)、知能という意味ですね。

Artificialは「人工的な」なので、ということは「人によって作られた知能」ということでしょう。また近年注目が集まっている理由はAIの中でも「機械学習・ディープラーニング(深層学習)」という技術です。

昔の機械学習では人間が特徴量を定義し、予測や推論の精度を上げていました。しかし現代ではディープラーニングを活用することで、学習データから自動で特徴量を抽出し、精度を向上させることが可能になりました。

この技術をうまく活用できると人間には成しえない何かができそうですよね。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

僕は先輩SEに「DX」と言われたときに「デラックスか?」と心の中で思っていましたが、まさかのDigital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)。Transというのが「交差する」という意味があるので、DXとなっているようです。

経済産業省では、DXを以下のとおり、定義しています。

❝企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること❞

経産省の報告によれば、今のままでは「IT人材の不足」と「古い基幹システム」の2つが障害となり、2025年から2030年までの間に、年間で最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある!といいます。反対に、今DXを推進することができれば、2030年の実質GDPにおいて130兆円の押上げを期待できるとされています。

いやいや、うちの事業とはケースバイケースで話が合わないでしょうというのが本音なのかもしれません。しかし、僕個人の意見では科学技術の進歩に乗り遅れると一気に世界に置いて行かれると思います。

https://www.meti.go.jp/policy/digital_transformation/index.html

まとめ

いかがだったでしょうか。5つの身近なITの活用事例についてご紹介いたしました。

・IT:情報の科学技術

・ICT:情報と通信の科学技術

・IoT:モノ(に埋め込まれたコンピュータ)のインターネット通信

・AI:人工知能

・DX:デジタルトランスフォーメーション

 コロナもあり、IT化が求められる事態で今後ますます注目されるワードだと思います。

長文読んでいただきありがとうございました。

 

・ブログ:開発におけるプログラミングの位置づけはここだ

 

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